こんにちは!ぺやわきです。
今回はゴルフ初心者の方が選ぶべきボールについて紹介していきたいと思います。
これからゴルフを始める方は勿論、「種類が多すぎてどれを選べば良いか分からない・・・」という初心者ゴルファーにも役立つ情報をお届けしますので、是非最後まで読んでください!
この記事でわかる事
・ゴルフボールにどんな種類があるか分かる
・初心者が買うべきゴルフボールとその理由が分かる
1.結論:初心者はディスタンスタイプ×2ピースボールを選ぶべし!
早速結論から申し上げますと・・・初心者の方が選ぶべきボールは
”ディスタンスタイプの2ピースボール” です!
いきなり言われても「ディスタンス??2ピース??なんのこっちゃ???」という方もいらっしゃるかと思いますので、理由を説明する前にゴルフボールの構造と種類について解説していきたいと思います。
まずはボールの構造から見ていきましょう!
2.ゴルフボールの構造と種類
ボール構造について
まず最初にゴルフボールの構造について触れておきましょう。
ご覧のように、ゴルフボールは複数の層(ピース)によって構成されており、中心部分を「コア」その外側を覆う層を「ミッド(ラバーコア)」、一番外側を「カバー」と呼びます。
この層の合計数により名前が分かれており、2層であれば「2ピースボール」、3層であれば「3ピースボール」と呼んでいます。
※2ピースボールはミッド部分がなく、コアとカバーのみで構成されています。
一般的にピース数が多いほど高い性能を持つボールとなり、価格も高くなります。
ボールの種類について
ゴルフボールは各メーカーから様々なボールが発売されていますが、それらを大きく分けると3つのボールタイプがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。
・ディスタンス系:飛距離重視で曲がりにくい
・スピン系:スピン性能重視で自在に球を操れる
・第3系:飛距離・スピン性能のバランスが取れたタイプ
つまり、ゴルフボールを購入する際には「タイプごとの特徴を把握し、自分の技術やスタイルに合ったボールを選ぶ」ことが重要です。
それでは3タイプの特徴を順番に解説していきます!
ボールタイプ1:ディスタンス系ボール
ディスタンス系ボールは飛距離を重視して作られたゴルフボールです。
中心のコア部分は硬く、外側のカバー部分を柔らかくすることでインパクト時にボールが潰れやすくなっており、その反発で遠くに飛ぶ仕組みとなっています。
このタイプはボールの層が少なくても十分な性能のボールが作れるため、1,000円台の安価なモデルが多いです。
また、スピン量が少ない点もこのタイプの特徴です。バックスピン量が減ると着弾した後ボールが止まりにくくなりますが、サイドスピン量も減る為ボールが曲がりにくくなります。
ボールタイプ2:スピン系ボール
スピン系ボールはその名の通りスピン性能を重視して作られたゴルフボールです。
ディスタンスタイプとは反対に、中心のコア部分は柔らかく、外側のカバー部分を硬くすることでインパクト時により長くクラブに食いつき、スピンの効いた球になる仕組みとなっています。
アイアンで打った時はグリーンでピタッと球が止まるようスピンが効く構造にしながらも、 ドライバーでは飛距離が落ちないようスピンを抑えるといったように、クラブによってスピン量を調節するため多層構造になっています。
そのためディスタンスタイプに比べ高価で、5,000円以上のモデルが多いです。
スピン量が多いためミスした際の曲がりが大きくなってしまいますが、スピンを活かして打球を曲げたり、アプローチでボールをピタッと止めたり等、自在にボールを操ることが出来ます。
ボールタイプ3:第3系ボール
第3系ボールは飛距離とスピン性能の両方を兼ね備えたゴルフボールです。(上記2タイプに続く第3勢力として登場した為「第3系ボール」と言われてるみたいです)
構造は中心のコア部分・外側のカバー部分共に柔らかい素材になっており、ドライバーではコア部分が潰れて飛距離が出るように、アイアンではスピン系ボールでも使われる素材のカバーがクラブに吸い付き、スピン性能を確保しています。
こちらのボールも多層構造になっているため価格が高いモデルが多くなっていますが、3,000円程度のモデルもあったりします。
飛距離・スピン性能において、それぞれの性能で見ると他のタイプには勝てませんが、バランスが取れたモデルとなっているためクセがなく扱いやすいオールラウンダーなタイプです。
3.初心者にディスタンスタイプ×2ピースボールをオススメする理由
それではボール構造と種類について分かったところで、初心者にディスタンスタイプの2ピースボールをオススメする理由をそれぞれ解説していきます。
ディスタンスタイプを勧める理由:打球の曲がりを抑えられるから
2ピースボールを勧める理由:ボールを無くすプレッシャーを和らげられるから
それぞれ理由は異なりますが、共通することは「初心者のスコアメイクに有効である」という点です。
それでは順番に解説していきます!
ディスタンスタイプを勧める理由:打球の曲がりを抑えられるから
“ボールタイプ1:ディスタンス系ボール“でも触れましたが、このタイプの特徴には「ボールが曲がりにくい」といった特徴があります。
初心者がスコアを崩してしまう理由として、ボールを曲げてしまい思った所に打てないことが挙げられます。
方向性のミスによって起こるトラブルといえば・・・
・ティーショットでドスライスしてOB、、
・引っかけてバンカーに入れてしまい脱出に2打掛かってしまった、、
・急斜面で打つ羽目になり案の定ミスショットに、、
2つ目3つ目は「バンカーを1発で出せなかった」「傾斜でうまく打てなかった」がミスなんじゃないの??と思う方もいるかもしれません。
しかし、ちゃんと狙った方向に打てていればバンカーや急斜面で打つシチュエーションに陥らない訳ですから「1つ前のショットの方向性によるミス」です。
つまり、球の曲がりを抑えてくれる「ディスタンスタイプ」のボールを使うことで、OBになる可能性や難しいショットになる可能性を下げる事ができ、スコアアップに繋がるのです。
2ピースボールを勧める理由:ボールに対するプレッシャーを回避できる
先程お伝えした通り、2ピースよりも3ピース以上のボールの方が高い性能を持ったボールになっています。
しかし、高いボールを使うことで「球を無くしたくない・・・」と余計なプレッシャーが掛かってしまい、かえってスコアメイクの大きな障害となってしまう可能性があります。
初心者の方はボールを無くす頻度が高いので「新品でおろしたボールをたった1打で無くした・・・」なんてことも、、
ただでさえコースに出たら「あの池には入れたくない・・・」「前のホールダメだったからここで挽回しないと・・・」等々プレッシャーに感じる場面が沢山ありますから、中々平常心でプレーできないものです。
そこにボールに対するプレッシャーまで加わってしまったら、上手く打てる確率はより下がってしまいますよね。
そもそも、しっかり球にミート出来なければ高いボールを使っても性能を十分発揮することは出来ません。
ですから、安いボールで「無くしたって1球100円くらいだし」といった気持ちでプレーすることによって、自分にかかるプレッシャーを軽くすることができるのです。
4.初心者にオススメのディスタンス×2ピースボール5選
ディスタンスタイプの2ピースボールがオススメな理由分かったところで、いよいよ初心者にオススメのボールを5つ紹介していきます!
「オススメが色々あるけど、何を基準に選べば良いの??」という方もいらっしゃるかと思いますが、自分の好みで選んで頂いて問題ないです。
ここで紹介しているボールはどれもゴルフメーカーとして有名で実績のある所のボールですし、色の違いで性能が変わることはないので、ビビッときたものを選んでくださいね。
それでも悩む・・・という人は「HOMMA D1」シリーズを選びましょう。楽天の売り上げランキングで1位を獲得しており、コスパ抜群と評判も高いのでこれを買っておけば間違いないです。
ボールによって打感が違うので、パターの感覚が狂わないよう暫くは同じボールを使い続けてください!
オススメボール1:HOMMMA D1
2018年モデルのD1は2021年7月21日現在、楽天市場の「ゴルフ」カテゴリーランキングで1位を獲得している大ヒット商品です。
”もっと遠くへ飛ばしたい!”というコンセプトのもと、飛距離性能の追求は勿論、ソフトアイオノマーカバーを使用しソフトな打感も実現しています。
カラーバリエーションもホワイト・イエロー・オレンジ・ピンク・グリーンと豊富な点もポイントです。(2020年モデルはより視認性が高くなるよう改善されています)
オススメボール2:ブリヂストン TOUR STAGE14 EXTRA DISTANCE
ゴルフをやっていない人でも知っているであろう有名メーカー「ブリヂストン」の2ピースディスタンスボール。
高耐久アイオノマーカバーと高初速グラデーショナルコアにより飛距離性能に特化したボールで、ドライバーでは弾き感・アプローチではソフト感のある打感となっています。
因みに、ブリヂストンの「TOUR B」シリーズのボールは世界的にも評価されており、あのタイガーウッズも使用しています。何より日本人にとって耳なじみのあるメーカーですから、そういった意味での安心感もありますね。
オススメボール3:DUNLOP SRIXON DISTANCE
車やバイクのタイヤでも有名な「DUNLOP」の 2ピースディスタンスボール。
高反発大径ソフトE.G.G.コアと高耐久高反発アイオノマー薄カバーで、風に負けない鋭い飛び出しと飛距離性能を発揮します。また、カバーを薄くしたことで前作より打感がソフトになっています。
DUNLOPのブランドである「SRIXON」は国内のプロゴルファーが数多く使用しており、今年マスターズ制覇を果たした松山英樹プロもSRIXONのZ-STARシリーズのボールを使用しています。
オススメボール4:titleist hvc soft distance
コア部分はポリブタジエン、カバー部分はソフトサーリンを使用しており、文字通りソフトな打感かつ飛距離性能を重視したボールです。
hvc シリーズには「soft feel」という種類のボールがあり、パッケージがよく似ているので購入の際は注意してください!
titleist というメーカーはゴルフをやっていない人はまず知らない様なメーカーですが、ゴルフ業界では非常に有名なメーカーです。
というのも、titleistのボールは非常に評価が高く、「V1」シリーズは世界のプロゴルファー使用率No.1となっています。
オススメボール5:Callaway WARBIRD
コア部分は高いボール初速を生み出すポリブタジエン、カバーには3つのアイオノマーを配合したトライブレンド・アイオノマーカバーを使用し、高い反発力で飛びに貢献する一方、ショートゲームにおけるスピン性能も向上させた作りになっています。
Callawayもゴルフをやっていない人は知らないと思いますが、国内外で非常に人気のあるゴルフメーカーです。
プロアマ問わず愛用者が多く、新作のクラブが出ると毎度大きなニュースになります。ハニカミ王子で一世を風靡し、現在も活躍中の石川遼プロもCallawayを使用しています。
5.ロストボールってどうなの??
通販やゴルフショップで「ロストボール」と呼ばれるものが売っている所を見かける事がある方は多いのではないでしょうか?
ロストボールとは、ゴルフ場で林の中等に入って無くしてしまったボールをゴルフ場のスタッフや業者が回収して再販したものです。
1ダースで1,000円未満と価格の安さが魅力ですが、筆者としてはロストボールを使用する事はオススメしません。
オススメしない理由① ボールが劣化している可能性がある
カート道に当たって表面が傷ついているものだと、グリーン上で真っすぐ転がってくれない可能性がありますし、長い間水に浸かっていたものはボールに使われるゴム素材が劣化して飛距離が落ちる可能性があります。
オススメしない理由② 入っているボールの種類が均一でない事が多い
これまで説明した通り、ゴルフボールには3つのタイプがあり、構造も様々です。前回使ったものと違う打感や性能になる為、同じように打っても異なる飛び方になってしまう可能性があります。また、同じボールだったとしても劣化具合が異なる可能性もあります。
無くしてしまう事へのプレッシャーを和らげるという面では効果的かもしれませんが、ボールのせいで上手くいかなくなってしまうのは非常に勿体ないですから、なるべく新品のゴルフボールを用意しましょう。
6.まとめ
いかがでしたでしょうか?
ゴルフは他の球技とは異なり”自由に使うボールを選択できる”スポーツですから、本当に沢山の種類が売られています。
自分に適したゴルフボールを使うだけでスコアアップも夢ではありませんから、自分に適したボールを使って100切りを目指しましょう!
それでは楽しいゴルフライフを!
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